Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑

The Mature Mind

The Mature Mind: The Positive Power of the Aging Brain The Mature Mind: The Positive Power of the Aging Brain
Gene D. Cohen (2007/01/30)
Basic Books
この商品の詳細を見る


この本を書いたジーン・コーヘンというひとは、「老い」の専門家で、ひとがどのようにしたら脳も体も健康な状態で年齢を重ねていくことができるのかというテーマで、数々の研究を重ねてきたひとです。この本には、そのような彼の研究から見えてきたことがギュッと凝縮されている感じです。

彼によると、脳を健康に保つためには、以下が大事なのだそうです。
1.脳を働かせること(新聞を読む、絵を描く、ボランティア活動をする、などでも脳を十分働かせることができます)。
2.定期的に運動をすること(体に良いだけではなく、脳にも良い働きを促すことが、数々の研究によって実証されています)。
3.自分にとって少し難しいと思えることを趣味にする(本を読む、楽器を演奏する、など、自分にとって少しでもチャレンジだ!と思えることをするのが、脳によい刺激をもたらすのだそうです)。
4.極められるものを持つ(料理、何かに関する知識など、何かにたいして自信を持つことは、脳にも、なんと免疫組織にもよいのだそうです)。
5.家族、友人と楽しく過ごす時間を持つ(さびしさをあまり経験しないことは、脳にも、体にもよい影響を与えるそうです)。

例として何人もの老人たちのエピソードが出てきますが、71歳で大学院を卒業した女性の話や、66歳で引退した後、コミュニティカレッジで教える仕事を始めた男性の話など、読んでいると、年をとるのも、そんなに悪いことじゃないんだな〜と思えます。

クリックお願いします!人気blogランキングへ

13 : 40 : 58 | 心理学 | トラックバック(0) | コメント(99) | page top↑

海からの贈り物 アン・モロウ・リンドバーグ(著)

海からの贈物 海からの贈物
アン・モロウ・リンドバーグ、吉田 健一 他 (1967/07)
新潮社
この商品の詳細を見る


この本を読んで、今も昔も、女性が直面する問題というものはこうも変わらないものかと驚かされました。1950年代に書かれているのにもかかわらず、最近出版された本であるかのようです。文章もとても美しくて、新鮮さを感じました。

自分が20代後半になって、もっと若かったときよりも、自分が女性であることの意味や、この世の中での女性として、また人間としての役割について考えるようになったときに読むことができて、本当によかったと思います。自分の人生においての目的を見失わないこと、生活においてのバランスを保つこと、など自分がずっと考えていたことが書いてあり、とても感銘を受けました。

一日のうちで、自分ひとりで静かになる時間を持つことの重要さについて書かれているのですが、それは、私も実行していることです。忙しくなると難しいことなのですが。実は最近、生活がとてもめまぐるしく、本当にたいへんだったのですが、自分が何故ここにいるのか、何の為に勉強しているのか忘れそうになったのは、自分の為に時間を割くことを怠っていたからだと思います。

また、結婚や、その他すべての人間関係というものはだんだんと変わっていくものだけれども、そうやって変わっていくことを恐れるのではなく、季節が春から夏に変わるように迎え入れるべきことだ、とか、ひとに愛されることによって本当の自分をみつけられるという考えがあるけれども、本当はそうではなくて、自分というものは、自分自身をみつめたり、自身がクリエイティブに生み出すものの中にみつけられるものだ、とか、共感を覚えることがたくさん書かれていました。

この本は、海でみつける貝のようにシンプルで美しいライフスタイルについて書かれた本でもあります。自分にとって本当に大切なものだけを持ち、それを大事にする。どんなにお金があって、世間の目から見て成功していても、内面や、スピリチュアルな面で乾いていたとしたら、それはとても悲しいことです。40代、50代になってから、もう一度読みかえして、自分の生活を振り返ってみたいと思える本でした。

クリックお願いします!人気blogランキングへ

02 : 59 : 09 | 女性向け | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑

バビロンの大富豪 ジョージ・S・クレイソン(著)

バビロンの大富豪―「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか バビロンの大富豪―「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
ジョージ・S. クレイソン (2000/02)
キングベアー出版
この商品の詳細を見る


あらすじ(Amazon.co.jpより)
今こそ学ぶべき大富豪たちの成功の秘密。人生の指針と勇気を与えてくれる「黄金の知恵」と感動のストーリー。

感想
だいぶ前に書かれた本ですが、アメリカでは有名な本で、今日でもベストセラーです。昔話のなかに、お金についてのレッスンがおりこまれているような感じです。登場人物たちは、全財産を突然失ったり、食べるものも買えないほど貧乏だったり、奴隷に売られたりと、かなり波瀾万丈ですが、お金にたいする知恵だけではなく、友情や、他人の親切、家族の愛に支えられて、困難を脱出していきます。お金にかんするシンプルだけど、大事なルールがわかりやすく書かれているところがいいです。

余談ですが、クリスチャンである私にとっては、聖書の「ダニエル記」に出てくるバビロンが舞台なので、当時の様子の描写が興味深かったですね。ネブカデネザル王も、やはり悪い王様として、登場します。

人気blogランキングへ

14 : 07 : 42 | お金 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

「国家の品格」 藤原正彦(著)

国家の品格 国家の品格
藤原 正彦 (2005/11)
新潮社
この商品の詳細を見る


内容(「BOOK」データベースより)
日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。

感想
読んでいて、うなずけるところが多々ありました。「わかるワ〜」と思ったのは、著者がケンブリッジ大学で研究生活を送っていたとき、そこの有名な数学教授に、
「夏目漱石の『こころ』の中の先生の自殺と、三島由紀夫の自殺とは何か関係があるのか」
と聞かれ、しどろもどろに答えたという話です。また、著者が話をしたある商社マンは、ロンドンに駐在していたとき、お得意さんに、
「縄文式土器と、弥生式土器とはどう違うのか」
と聞かれたそうです。

これを読んで、ボストンでの悪夢がよみがえりました。私はボストンで大学院に通っていたのですが、遠藤周作の「沈黙」に見る日本人の宗教観について意見を求められ、幸いこれは私も読み、感銘を受けた本であったため、自分なりの見解をのべることができました。しかし、次に

「ところで平安時代の次は、何時代なのか」

と聞かれ、確信を持って答えられなかった私は、
「えーと...たしか鎌倉時代だったと思うけど、母に聞いて確かめておくわ」
と答えるしかありませんでした。ボストンではキツい勉強に耐え、つらい経験もいろいろしましたが、これほどはずかしい思いをしたのはこのときだけです。

海外のインテリ、エリートというのは、こういうことを突然に聞いてくるものなのです。日本人に向かって、シェークスピアの作品について聞いてくる人は誰もいません。自分の祖国の文化や、歴史を知らないひとが、はたして海外で認められるとは思えません。私もこれでも昔は、伊勢物語も、落窪物語も、枕草子も好きでしたし、伝記は戦国時代の武将のものを好んで読むという、渋い子供だったのです。それが、高校からアメリカに留学したせいで、すっかり日本文学や、日本史から遠ざかっていました。留学したことを後悔してはいませんが、それによって失われたものも多々あったと言わざるをえません。

ですから今、小学校で英語を教えようという動きがあるようですが、私に言わせれば、英語を教える時間があったら、日本の歴史や、文学を教えるべきです。英語の勉強というものは、何も小学生から始めなければいけないものではありません。私も母も身を入れて英語を勉強しだしたのは高校に入ってからですが、今では問題なく話せています。企業でTOEIC研修の講師をするということを仕事としている母に先日、
「このあいだアエラ(雑誌)で読んだけど、今って、両親とも日本人なのに、英語を母国語にして育てようとする親がいるんだって」
と言うと、ただひとこと、
「...アホやな」
と言っていました。

日本では、英語ができるひとが必要以上にもてはやされていますが、いくら英語ができても、くだらない話しかできないのなら、話になりません。外国語などよりも真の教養をまず身につけるということがどれだけ大事なことかが、まったく理解されていないように感じます。平安次代の次がわからなかった私がえらそうに言うのもなんですが。

それからこの本の、祖国に対する愛を持たなくてはならない、という主張にもとても共鳴しました。アメリカで暮らしていると、
「アメリカに来てたら誰からもうるさく言われずにすむしさ、楽じゃない?日本って窮屈だし、できればもう、ずっとこっちに住みたいんだよね」
などと言う日本人留学生にも、ごくたまに会いました。いちおう、
「ふうん、そうなんだ」
と受け流していましたが、内心、かなりひいていました。

私は、ただ単に日本が嫌いなので、できれば外国に住みたいと言うひとに魅力を感じません。それは、私が日本がほかのどの国よりも優れていると思っているからではなく、そういうひとは、この本の言う「品格」に欠けていると思うし、自分の祖国について悪く言うひとが、国際社会で尊敬を得られるわけがないと思うからです。

私も留学するようになってから、日本特有の美、四季の移り変わり、欧米にはない繊細さや情緒といったものに目を向け、感謝できるようになりました。そのような感覚は、これから海外で活躍しようと思うひとにとってとても大切なことです。なぜなら、英語ができれば国際人になれるわけではなく、日本人としての感覚を持ち、なおかつしっかりとした人格と教養を併せ持つひとがそうなれるのだと思うからです。これから海外に出ようと考えておられる方には、特に読んでいただきたい本だと思います。

FC2 Blog Ranking
人気blogランキングへ



アフィリエイト・SEO対策



15 : 01 : 10 | 日本社会 | トラックバック(1) | コメント(145) | page top↑
| ホーム |

プロフィール

Author:ウィートン
シカゴの大学院で、心理学を勉強しています。「シカゴ日記」もやってます。

C.S. ルイス

キリスト教関係の本

読む価値のあるハウツー本

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ