この本を書いたジーン・コーヘンというひとは、「老い」の専門家で、ひとがどのようにしたら脳も体も健康な状態で年齢を重ねていくことができるのかというテーマで、数々の研究を重ねてきたひとです。この本には、そのような彼の研究から見えてきたことがギュッと凝縮されている感じです。
彼によると、脳を健康に保つためには、以下が大事なのだそうです。
1.脳を働かせること(新聞を読む、絵を描く、ボランティア活動をする、などでも脳を十分働かせることができます)。
2.定期的に運動をすること(体に良いだけではなく、脳にも良い働きを促すことが、数々の研究によって実証されています)。
3.自分にとって少し難しいと思えることを趣味にする(本を読む、楽器を演奏する、など、自分にとって少しでもチャレンジだ!と思えることをするのが、脳によい刺激をもたらすのだそうです)。
4.極められるものを持つ(料理、何かに関する知識など、何かにたいして自信を持つことは、脳にも、なんと免疫組織にもよいのだそうです)。
5.家族、友人と楽しく過ごす時間を持つ(さびしさをあまり経験しないことは、脳にも、体にもよい影響を与えるそうです)。
例として何人もの老人たちのエピソードが出てきますが、71歳で大学院を卒業した女性の話や、66歳で引退した後、コミュニティカレッジで教える仕事を始めた男性の話など、読んでいると、年をとるのも、そんなに悪いことじゃないんだな〜と思えます。
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